2020/04/26
最近注目のカテキン効果とは。
最近注目の緑茶に含まれるカテキン。
カテキンはウイルスに対して抑制効果があるといわれており、ウイルスの表面にある突起そのものに結合して、宿主細胞表面へのウイルスの吸着を阻害して感染を防ぐそうです。
また、体内に入れずとも緑茶でうがいをすることで予防することができるよう。
特別養護老人ホームの入所者を対象とした臨床研究では水うがいよりも緑茶うがいを行った方がインフルエンザの発症が減少したことがわかりました。
他にもカテキンには様々な効果があるようです。
下記、https://深蒸し茶の葛野農園.jp/information/tea-nutrition-health-effect/619/ より引用です。
新型肺炎・新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)が世界中で猛威をふるい、不安に感じている方が多いと思います。
冷静になって有効な対策をとるには、正しい知識を得ることが重要です。
茶学術研究会の研究結果をまとめ、2012年に公益社団法人 静岡県茶業会議所が出版した
「知らなきゃソンするお茶のこと 10のひみつ お茶の効用を科学する(最新版)」(PDF 1.80MB)に、
お茶は理想的な機能性食品として、
抗がん、抗肥満、抗酸化、抗アレルギー、ストレス緩和、抗菌、脳卒中予防、血圧上昇抑制、動脈硬化予防、等といった様々な健康効果が掲載されています。
こちらの資料は静岡県立大学や(独)農研機構などの研究者によって発表・編集されたものです。
13~15ページには、緑茶のウイルスに対する有効性が記述されています。
簡潔にまとめると、
緑茶に含まれる成分、エピガロカテキンガレート(EGCG)やストリクチニンがウイルスに作用し、緑茶の飲用、緑茶でのうがいはインフルエンザ予防などに役立つ。
緑茶に含まれる成分、エピガロカテキン(EGC)は粘膜免疫系の働きを良くし、病原体の侵入を防ぐ効果がある。
新型コロナウイルスに対して、緑茶の成分に有効性があるとはまだ言えません。
ですがマスクや手洗いなどの感染予防対策と共に、緑茶で免疫力を高めてウイルスに負けない身体作りに役立てていただき、また美味しい緑茶を飲んで、少しでも心安らぐひと時を過ごしていただけたら幸いです。